ローストビーフを炊飯器と舞茸で作るレシピがテレビ番組の「ソレダメ」で放映されました。
2017年4月の包装でしたが、どんなレシピだっかたのか作り方を探している人が多いようです!
そこで今回の記事では、炊飯器でマイタケを使って柔らかいローストビーフを作る方法をご紹介します。
ローストビーフを炊飯器と舞茸で作るレシピとは?
ご紹介するのは2017年4月にテレビ放映されたレシピです。
この方法はローストビーフ丼が大人気のビストロ「GOU STAND(ゴウスタンド)」の店長さんが紹介されたものです。
プロのレシピですから期待してしまいますね!
さっそくですが、ポイントは下ごしらえにあります。
牛肉に舞茸をほぐして巻き付けるのです。
こうすると、舞茸が持つ強力なたんぱく質分解酵素「プロテアーゼ」の働きでお肉が柔らかくなるのです。
舞茸でお肉が柔らかくなるとは、驚きですよね。
やり方はとても簡単で、牛肉全体にフォークで穴をあけたら塩コショウをし、お肉を舞茸でくるむようにしてラップで包みます。
常温で30分放置すればOK。
舞茸は細かくみじん切りにしてもいいようです。
その場合はラップではなくジップロックのようなフリーザーバックを使うと楽にできます。
寝かせ終わったらお肉を取り出して、フライパンで強火で焼き目を付けます。
その後、ジップロックにお肉を入れてしっかりと空気をぬいたら炊飯器へ投入。
炊飯器にお肉が隠れるくらいの熱湯を注ぎ、30分保温したらできあがりです。
30分経ったら袋ごと氷水で冷やしましょう。余熱で中まで火が通ってしまうのを防ぐためです。
とっても簡単ですよね!
ローストビーフ基本のレシピ
舞茸 1パック
塩コショウ
たったこれだけの材料と炊飯器でご馳走が作れちゃうなんて夢のようですね!
しかも炊飯器なら放置でOK!
クリスマスやお正月など、いつもよりちょっと豪華な食卓にしたいときにも大助かりですよ。
炊飯器でローストビーフを作るときは、失敗を防ぐためにしっかりと袋の空気を抜くようにしてください。
しっかりと、というのは徹底的に抜く!という意味です。
空気が入っていると炊飯器の中でお湯から浮き上がってしまい生焼けの原因になってしまいますので気を付けてくださいね。
舞茸の効果はすごかった!
舞茸にこんな効果があるなんて驚きですよね。
お肉を柔らかくするために是非覚えておきたいものですが、もう一つ頭に入れておきたい注意点があるんですよ!
実は、舞茸のたんぱく質分解の効果で、お料理が失敗してしまうこともあるんです。
たとえば、茶碗蒸しに生の舞茸を入れると、たんぱく質分解酵素が働いて茶碗蒸しが固まらなくなってしまうんです!
たまごのたんぱく質が固まるのを阻害してしまうため、固まらないんですね。
ですから、舞茸のオムレツとかも焼いても固まらないってことなんです!
もし、どうしても卵料理に舞茸を使いたい場合は、舞茸を下茹でしてください。
たんぱく質分解酵素は熱に弱い性質のため、ゆでて加熱すると効果がなくなります。
ぜひ覚えておいてくださいね。
舞茸の代わりになるものってある?
舞茸がないとき、代わりになるものはあるのでしょうか?
同じようにたんぱく質分解酵素を持っている食材としては、パイナップルやキウイ、パパイヤがあります。
ローストビーフを作るときはパイナップルやキウイを使ってもいいかも知れないですね!
パパイヤや生のパイナップルは手に入りにくそうですので、手軽なのはキウイかもしれません。
でもやっぱり舞茸が一番入手しやすくて、しかもお値段も安いのではないでしょうか。
お肉に漬けた後はソースや添え物としていただくこともできますしね。
舞茸のソースの作り方
薄口醤油 大さじ4
砂糖 大さじ1/2
みりん おおさじ2
フライパンに上記の材料と舞茸を加えて煮詰めたら出来上がりです!お肉にかけていただきましょう。
まとめ
ローストビーフを柔らかくする舞茸の効果、ぜひ活用してみたいですね!
お肉を柔らかくするにはワインとか炭酸水につけるとか玉ねぎやヨーグルトなど色々な方法がありますが、舞茸の効果はその中でもかなり上級のようです。
高級なお肉を買ってこなくても、舞茸一つで柔らかくなるなんて嬉しいですよね。
外国産の安い牛肉でも、レストランのような味になっちゃうかも?
炊飯器でのローストビーフレシピは失敗するんじゃないかと気乗りしなかった方でも、ぜひこれは試してみたくなるのでは?!
舞茸効果をあなたもぜひ確かめてみてください!