ボイル蟹の温め方・食べ方、本当に美味しいのは?日持ちはどのくらい?

ザルいっぱいに盛られたボイル蟹 食・グルメ

ボイル蟹の温め方ってよくわからないですよね。

ボイル蟹は通常は冷たいままでも美味しく食べられるものです。

でもせっかくだから「茹でたてのボイル蟹」のような温かいものを食べてみたい!

なんて思ったりもしますよね。

ボイル蟹の温め方はどうすればいいのでしょうか。

上手な温め方とやってはいけない失敗も含めて詳しくお伝えしていきますね。

ボイル蟹の温め方は?

茹でガニだからもう一度茹でればいいの?と思うかもしれません。

いいえ!もう一度茹で直すのは一番やってはいけない方法になります。

せっかくの蟹の旨味が流れてしまって美味しくなくなってしまうんです。

ですから他の温め方をいまからご紹介していきますね。

電子レンジまたは蒸し器で温める

ボイル蟹を茹でずに温めるとしたら・・・

電子レンジを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

電子レンジなら簡単に温めることができそうですよね。

でも、待ってください!

ボイル蟹を電子レンジするのなら、ガンガンに長くレンジにかけてはいけません。

なぜかというと、蟹の旨味の汁が抜けてしまうからです。

そうすると美味しさがみんな流れ出してしまって、肝心の蟹はパサパサになり残念な味になってしまいます。

それを避けるには、温める程度を調節します。ほっこり温まる程度に温めてください。

イメージとしては、蒸し器でほこっと蒸した感じです。

できることなら蒸して食べるのがおすすめですが、蒸し器がなかったり手間に感じる場合は、電子レンジもありですね。

ただし、温めすぎないように慎重にチンしてくださいね。

焼きガニにする

もうひとつ、オススメの温め方は、焼きガニです!

殻を半身残してそのままオーブンや魚焼きグリルで加熱します。

蟹を入れる前に、グリルを温めておくのが美味しく焼くコツになります。

ガンガン焼くというよりは軽くあぶるようにしていただきましょう。

焼きすぎてしまうと風味が落ちて身も固くなってしまうので気を付けてくださいね。

焼きガニはそのまま食べるのとは一味違った香ばしい風味が楽しめて美味しいですよ。

ボイル蟹の食べ方、本当に美味しいのは?

湯気が立っている蟹の身
ボイル蟹はプロが絶妙な時間と温度でゆで上げているので、そのまま食べるのが一番人気の食べ方です。

冷凍されたボイル蟹であれば自然解凍して、そのままカニ酢などを付けていただきます。

一般的には冷たい方が旨味が感じられて美味しいと考えられていますが、温めるのが好きな人もいますよね。

冷たいのを食べるか温めて食べるかは人それぞれの好みですね。

ちなみにボイル蟹の食べ方は結構いろいろあります。

思った以上にバリエーションがあるので参考にしてみてくださいね。

ボイル蟹はアレンジ多彩!

実は筆者は大学生のころ蟹料理専門店でアルバイトをしていたことがあります。

その時のコース料理を思い出してみると、このようなメニューがありました。

・そのまま食べる
・焼き蟹
・かにしゃぶ
・かに鍋
・蟹バター焼き
・天ぷら
・雑炊
・炊き込みご飯
・茶碗蒸し
・酢の物
・サラダ
・味噌汁
・蟹グラタン
・蟹みそ甲羅焼き

意外と蟹料理のアレンジってたくさんあると思いませんか?

なかでもボイル蟹の風味を存分に味わえる美味しい食べ方と言えば、やはり「そのまま食べる」か「かにしゃぶ」「焼きかに」がベストではないかと思います。

蟹そのものの味を豪快に味わえる贅沢な食べ方ですね!

蟹のお刺し身「かに刺し」もかなりオススメなのですが、こちらは生の蟹になるので残念ながらボイル蟹は当てはまらないですね。

蟹好きな人はぜひ一度かに刺しも食べてみてほしいです!

甘みがあってとっても美味しいですよ。

アレンジでおすすめなのは、何と言っても天ぷらと酢の物です!

お店でも大人気のメニューでした。特に酢の物はお酒のあてにぴったりです。

あと老若男女に人気なのは蟹の味噌汁です。

味噌汁はぶつ切りにした蟹をだし汁で煮て、酒とみそで味を調えれば完成です。

かにのダシが効いた美味しい味噌汁が簡単に作れますのでぜひ試してみてください。

ボイル蟹を温めて食べたい人にもおすすめのメニューです。


ボイル蟹の日持ちはどのくらい?

大きな鍋のかにしゃぶしゃぶ
最後にボイル蟹の日持ちについてお伝えしますね。

たくさんの蟹が届いたときなんかは一度に食べ切れないこともありますよね。

実はボイル蟹は意外と日持ちがしないのです。

冷凍ボイル蟹を解凍した場合は、1日か2日で食べ切るのがおすすめです。

1日目はそのまま食べて残りは冷蔵庫へ、2日目はお鍋や焼きガニにして食べるといいのではないでしょうか。

もし、それでも余ってしまったときは、あまりおすすめではないですが、身をほぐして冷凍保存するという手もあります。

ですがこれだと2回目の冷凍になってしまうのでどうしても味の劣化は避けられません。

家庭用の冷凍庫だと業務用に比べて温度も高いですし、鮮度をキープして急速冷凍というわけにいきませんので、食中毒の心配もあります。

なるべくなら2日で食べ切ってしまうのがおすすめですね。

やむを得ず冷凍する場合は、解凍後はそのまま食べるよりもチャーハンやグラタンの具にしたり味噌汁やスープに入れるなど、加熱して食べるのがおすすめです。

もし変な臭いや酸っぱい臭い、ぬるぬるするようなことがあった場合は、もったいないと思ってもすぐに処分をしてください。

まとめ

ボイル蟹の温め方とアレンジや日持ちについてお伝えしました。

女性や高齢者の方の中には冷たいまま食べるのが抵抗がある方もいらっしゃることと思います。

温めて食べるのがお好みの方は、ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。

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