お風呂の掃除は毎日していても、換気扇の掃除まではなかなかできないことが多いですね。
目につかない部分なので、なんとなくそんなに汚れていないんじゃないか・・なんて思ってしまいがちです。
しかし、この換気扇が汚れていると、お風呂全体が汚れやすくなったり、カビの温床になってしまったりするのです。
このようにお風呂の汚れの元になってしまう換気扇の汚れですが、いったいどれくらいの頻度で掃除をすればいいでしょうか?掃除のコツはどのようなことでしょうか?
そんなお風呂の換気扇の掃除の悩みについて、お伝えしてきます。
お風呂の換気扇の掃除の頻度は?
普段の掃除では換気扇の掃除までできないけど、どれくらいの頻度で換気扇の掃除をすれば、カビ対策になるのか・・気になるところですよね。
お風呂の換気扇はさまざまな部分に分かれています。それぞれ外しての掃除になりますが、外すことが難しいものもあります。
面倒な作業になるので、年に3~4回ほど、季節の変わり目を目安に掃除をするといいです。
カバーなどが外しにくい場合は、化粧パネルについているホコリを取るだけでも違います。月に1回はホコリを取るようにしましょう。
お風呂の換気扇 つけっぱなしでも掃除は必要?
お風呂場の湿気を取るために、換気扇はつけっぱなしにしていることが多いと思います。
つけっぱなしならカビも生えにくいから掃除はいらないと思う人もいるかもしれません。
ですが、お風呂の換気扇は稼働している時間が長いので、ホコリや小さなゴミを意外と多く吸い取っています。
吸い取ってフィルターについたままのホコリやゴミが、カビの元となってしまいます。
その結果、毎日お風呂の掃除をしているのに、なぜがすぐにカビは生えてしまう・・というお風呂のカビの原因となってしまうのです。
カビの原因のついている換気扇を回しているので、さらにお風呂場全体汚してしまうことになっているのです。
また、ホコリが溜まった換気扇は吸引力が落ちてしまうので、湿気を十分に外に出せなくなってしまい、カビを繁殖させる環境を作ってしまうことになるのです。
カビを防ぐために換気扇をつけているのに、そのせいでカビが増えてしまったら意味がないですよね。
換気扇の掃除をしないでメリットはまだあります!
ホコリが溜まりすぎてしまうと換気扇のバランスが崩れるので異音がしたり壊れる原因を作ってしまうことも。
お手入れをしないと換気扇の寿命を縮めてしまうことになるんです。
ですから、換気扇をつけっぱなしにしているからといって掃除をしないのはNGですよ。定期的にお手入れをして長く使いましょう。その方が節約にもなります。
また、気を付けけておきたいのが通気口のホコリです。通気口のホコリも空気を汚す原因となります。
せっかく換気扇を掃除しても通気口にホコリが溜まっていては本末転倒!ですからぜひチェックしてみてください。
通気口についた埃は強めにシャワーをかけるだけでも落とせます。
埃を落としたら水分を拭き取っておくとカビの原因をシャットアウトできます。
換気扇掃除のコツを知ってラクラクきれいに!
まずは、換気扇掃除の前に、換気扇のスイッチとブレーカーを切っておきましょう。ケガや感電の危険性があるからです。
そして、化粧パネルを外します。化粧パネルの下に鉄やプラスチック製のカバーがあります。ねじで固定されているので、ゆっくりとねじを緩めてカバーを外します。
お風呂の換気扇カバーは外せるものと外せないものがあります。外せない場合はフィルターだけを掃除して、中まで掃除する必要はありません。
化粧パネル、カバーは、薄めた台所用中性洗剤などしみこませた根布で拭き、その後は乾いたタオルなどで拭いて水気を拭き取ります。
カバーを外すと、シロッコファンがあります。ねじを緩めて外し、中性洗剤を吹きかけて、汚れを洗い落とします。
外しにくい場合もあるので、その場合は無理をせず、掃除機でホコリを吸い取って下さい。
換気扇の掃除がめんどくさい人でも綺麗にできる方法
換気扇の掃除がめんどくさい、忙しくて定期的になんかできない、という人でも、換気扇を清潔に保つ方法をご紹介しますね。
換気扇の中に汚れが溜まってしまうと掃除が大変になるため、普段から汚れが溜まらないようにする作戦です。
用意するものは市販のホコリ取りフィルターです。
換気扇カバーの外側に貼るだけでホコリをキャッチしてくれるので換気扇が汚れません。
ホコリが溜まってきたらはがして捨てるだけなので後処理も簡単。
これなら定期的に張り替えているだけで中の換気扇が汚れずにすみますよ。
使い捨てのフィルターは様々なメーカーから発売されているので、ホームセンターや通販でも手軽に入手できます。使いやすいものを見つけてみてくださいね。
まとめ
お風呂場を普段から清潔にしておくためには、換気扇の掃除もポイントとなってきます。
毎日することはできませんが、定期的に掃除をすることがカビの発生予防にもつながります。
大がかりな掃除は難しくても、表面のホコリを取るだけでもずいぶん違います。
ちょっと手を伸ばして、換気扇のホコリも取ってみて下さい。